

貯金がある程度ある世帯はどのくらい?
世帯は、約82%。そのうち、200万円~400万円の貯金がある世帯は約12%です。ちなみに300万円未満の世帯は、約35%を占めています。
スポンサーリンク夫婦で貯金300万円は多い?少ない?
夫婦で貯金300万円って十分なの?と思っている人もいるはずです。
でも年齢や子供がいるかいないかなどによって変わってきますよね。
そこで、世帯主の年代別にみた1世帯当たりの平均貯蓄額を見てみましょう。
29歳以下の貯蓄額の平均は?
29歳以下の平均貯蓄額は、約165万円です。
20代の夫婦にとって、貯金300万円は多いということになるでしょう。
学生であったり、社会人歴が短かいことが起因して、貯蓄額が少ない傾向にあるのかもしれませんね。
30代の貯蓄額の平均は?
30歳~39歳の平均貯蓄額は約529万円です。
平均で見ると300万円では少ないように感じますが、
数値を小さいほうから順に並べ、全体の中央に位置する「中央値」は、30代では約240万円。
中央値はよりリアルな貯金額を知るために適していると言われているので、
夫婦で300万円の貯蓄は多いと言えるでしょう。
40代の貯蓄額の平均は?
40歳~49歳の平均貯蓄額は約694万円、中央値は約365万円です。
いずれの値を見ても、300万円の貯蓄は少ないと言えるでしょう。
40代は、子供の教育費がピークとなる人が多い世代です。
考えているほど貯蓄できない人も多いかもしれませんね。
貯金300万円を確実に貯めるコツ

毎月、残った金額を貯金する人は多いと思います。
しかしながら、確実に貯金するためには、給与天引きなどを利用して先取り貯蓄をすることです。
勤務先の財形貯蓄制度や社内預金などを利用するのが一般的です。
もし勤務先でこのような制度がない場合は、銀行の自動積立定期預金などを活用してみてくださいね。
僕も財形貯蓄をしたことがありますが、自然に貯まりますし、いつのまにか先取り貯蓄をしていたことも忘れてしまいます。
また、昇給があった場合は、その昇給分を先取り貯蓄にまわすのもいいでしょう。
このように、仕組みさえ作ってしまえば、毎月自動的に貯蓄ができるので、とっても楽チンですよ。

貯金300万円を達成させるための固定費の見直し

家計の支出は、固定費と変動費のふたつあるわよね。

固定費として挙げられるのは、スマホなどの通信費をはじめ、生命保険など定期購入しているものです。
固定費をクレジットカード払いにしてポイントを貯めることはもはや必須だと僕は思います。
現金払いのままにしている以上、何のメリットもありません。
「自分は現金主義だ!」という方も、時代の変化に伴い、いかに得ができるかを考えるようにしましょう。
食費などの変動費を節約しようとするより、ストレスなく貯蓄することができます。
キャッシュレス時代に突入し、家計簿アプリを活用している人も多いのでは?
支払いをクレカや電子マネーに集約し、家計簿アプリとひもづけしておけば、自動で出費を記録してくれるので便利ですよね。
でも記録するだけで終わっていませんか。
意識的に出費を見返して、貯蓄について考える習慣をつけることが大切です。
残金がいくらかを把握し、無駄がないか、定期的に確認しましょう。
貯金300万円の壁を乗り越える
節約を続けるには、楽に、そして楽しむのがポイントです。
貯金300万円の壁を乗り越える節約術をご紹介します。
ポイント付与や現金を持ち歩かなくても良いなど、メリットが多くあるクレジットカード。
でも枚数が増えると、管理が難しくなり、ついつい使いすぎてしまうことに。
今のライフスタイルにあったものや、ポイントの還元率が高いものなどを選び、所持する枚数は、メインとなるカードを1枚、サブを1~2枚程度にしておきましょう。
僕の場合は、メインのカードの家族カードを妻に持たせ、ポイントが貯まりやすくなるようにしています。
また、Visaのプリペイドカードをメインのカードにひもづけし、プリペイドカードで決済することでポイントの2重取りをしています。
買い物に行く回数を減らす
スーパーへ買い物に行く回数が増えるほど、ついつい不必要なものを買ってしまうものです。
この無駄遣いを減らすために、スーパーに行く回数を減らしましょう。
ちなみに我が家は1週間分の食材を1度に買っています。
予算を決め、購入する食材をリストアップしておけば、必要なものを必要な分だけ購入することができます。
家の整理整頓をして、必要なものをはっきりさせる
整理整頓は、気持ちに余裕がでるだけでなく、貯蓄にも大きな影響を与えます。
部屋が片付いていると、おのずと必要なものが分かります。
買った後の収納場所や、ちゃんと使えるかを意識することで、そのものが必要かどうかを即座に判断できるようになります。
欲しいものを我慢するのではなく、徹底的に無駄をなくすようにしてみましょう。
貯金300万円貯めるためのお金の運用方法
300万円貯めるには、“一般NISA”をはじめ“つみたてNISA”や“iDeCo”などを利用して、資産運用してみてもよいかと思います。
リスクはありますが、長期運用することで損する確率を下げることができます。
リスクを背負うのに抵抗がある方は、無理にすることはありません。
資産運用はあくまでも、余剰資金の範囲でおこなうことが重要ですから。
貯金300万円を目指す仕組み作り
お金を貯める仕組みさえ作ってしまえば、貯金300万円も夢じゃありません。
ご紹介した貯金のコツや節約術のなかで、できそうなものがあれば、取り組んでみてください。
賢く貯金して、安心して暮らしましょう。