

というわけで、
ここでは、ラブホは節約に役立つという別視点で考えてみましょう。
スポンサーリンクラブホはアメニティが常備されている
まず、ラブホのサービスタイムは一般のビジネスホテル・シティホテルの2泊分に相当する時間と部屋を占拠しているのにも関わらず、
場所にもよりますが4,000円から6,000円という安価で滞在できるというのが、経済的利点であるといえます。
まず第一は、化粧水と乳液代金の節約です。
日本の一般的なビジネスホテルでは、「男性利用客にはスキンケアは必要ない」といういまだ封建的観念に支配されており、化粧水や乳液が常備されていない場合が多いですね。
その点、アベックの片方の女性宿泊を念頭に置くラブホでは、化粧水と乳液は絶対に常備されています。
また、男一人でラブホに泊まるのになぜ化粧水や乳液が居るのか?と疑問に思う人もいるでしょう。
しかしながら男性の美容・顔や皮膚の保湿は基礎化粧品は欠かせないわけです。
入浴後、急速に失われる顔や皮膚からの水分不足を放置すると、やがて全体の劣化が早まります。
これを食い止めるためには、入浴直後のケアが必要であり、よって化粧水と乳液は必須なのです。
僕も入浴後は顔や首に化粧水と乳液は必ず付けています。
しかしビジネスホテルでは、こういったアメニティは常備されておらず、近隣のコンビニに買いに行くしかありません。
化粧水や乳液のセットは「お泊りセット」などといってコンビニ等で販売されていますが、これが大体一袋400~500円します。
ラブホならこの代金がまるごと節約できます。
ラブホはビデオ視聴が無料
近代化改装を施されたラブホという前提があるものの、VOD(ビデオオンデマンド)の無料視聴できます。
シティホテル・ビジネスホテルでは、必ず1,000円で有料放送視聴のカードを求めることによってVODを視聴できることになっています。
「有料放送カードを1,000円で買ったが、実際には陳腐なアダルトチャンネル2局しか映らないなんて場合もあります。
ラブホの無料VODは優秀
そもそもVODが導入されているラブホはすべて宿泊代金、滞在代金の中にVOD代金が含まれており、この時点でラブホを使えば1,000円の節約になります。
これに加えて、導入しているVODの種別にもよるが、基本的にラブホのVODは邦画・洋画を問わずオンデマンドで最新作が配信されています。
レンタルビデオ店やオンデマンドで個別に購入すると、1作に付き500円として、5本だと2,500円になる。これが無料という事は実に2,500円の節約になります。
都市部でもラブホの駐車場は無料
さらに重要なのは、ラブホにおける駐車場の扱いである。ラブホはアベックが車で来館することを概ね前提としているので、よほどの例外が無い限り都心の一等地でも駐車場がタダです。
しかし一般のシティホテルやビジネスホテルは、東京都心の安い物件でも1泊2,000円~3,000円、高いと4,000円が宿泊代金とは別途に請求されたりもします。
この出費は大きいですね。
こういったビジネスホテルとは違い、ラブホは駐車場料金すらも宿泊・滞在料金に含まれているので、少なくとも2,000円が節約できます。
そしてこうした事情を勘案してみますと、一泊額面5,000円のビジネスホテルに車込みで泊まると、P代金(3,000円とする)、VOD代(1,000円)、化粧水などのアメニティ代(500円)で結局は9,500円払うことになります。
これに比べて、ラブホは一泊額面7,500円なら2,000円安く、サービスタイムで5,000円なら実に4,500円の節約になります。
こうなるとほぼ半額という計算になるわけです。
ラブホは「いかがわしい」という固定観念
「ラブホ利用はいかがわしい」という固定観念が社会の中に蔓延している事実もあり、ラブホ利用がいくら安くとも、いくら節約になろうとも「ラブホ利用に抵抗がある」という人は多数いるはずです。
その証拠に、「Go To トラベル」事業からは、風俗営業法に則るラブホは、その対象外として排除され、同法で規定されるラブホを経営する事業者にはいくらコロナ禍で売り上げが減っても「風俗事業者だから」という理屈で、持続化給付金の給付対象外として差別されています。
しかしそういった封建的発想からは何の芽も生まれません!
ラブホが日常の中に融合し、つかの間のオアシス、まるで憩いの公共空間として機能する。
そんな新時代に適合した新しい価値観が今僕達に求められているのはないでしょうか。